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青色LED開発の中村修二教授、ノーベル賞受賞! [めでたいニュース]

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青色LED開発に尽力した中村修二教授がノーベル物理学賞を受賞!


もう生活の中に溶け込んでいるLEDですが、液晶テレビもブルーレイもこの技術がなければ、今もこれほど家庭に普及していなかったでしょう。
色の三原色 R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3つがLEDで出せるようになり、LEDでこの3色を混ぜてはじめて出せる色「白色」が表示できるようになったのもこの技術のお蔭です。
波長の短い青色の光を使うことで、より小さな単位で記録媒体に記憶した情報を書き込み読み取ることが出来るようになったのも・・・この技術によるところです。
ほんとIT技術の発展にびっくりするぐらい役に立つ技術を世に出された人です。

そんな中村修二教授がついに「青色発光ダイオード(LED)の開発」でノーベル物理学賞を受賞されました。
あとお二人、名城大学の赤崎 勇教授、名古屋大学の天野 浩教授も受賞されていますが、お二人はどちらかというと研究そのものでニュースになっていますが、中村教授は一人違った感じで報道されています。


この方は、物を言う株主ではありませんが(^^; 物を言う研究者としても有名なんですね。

2001年には退社した日亜化学工業に対して、発明への報酬が安すぎるとして、訴訟を起こされています。
それまでの日本企業での発明や研究成果は、個人のものではなく企業のもの・会社のものというのが常識でした。
凄い発明や開発をしても、それは会社の仕事・・・まぁ数万円ぐらいの報奨金ぐらいのもののようです。
私は企業の開発職や研究職の知り合いがいないので、実態は知りませんが、企業がその研究成果で受け取る利益から考えると・・・安いかもしれません。

その価値観に一石を投じたのが、中村教授でした。
この裁判のあと、企業の研究職への報酬のあり方も変わってきていると聞きます。

ネットで見て出ている中村教授のお話・・・日亜化学で冷遇され続けてきたことで、かなり日亜化学の印象が悪く・・・なっているような気もしますが、ただ、利益が出ないと会社は維持できませんし、営業さんが頑張って稼いできた利益を湯水のように使われて・・・それで長期間利益が出なかったら・・・
確かに冷遇されてしまうかもしれませんね。
営業経験のある方からすれば・・・日亜化学が中村氏に冷たかったのも理解は・・・できそうな気がします。
開発が成功するまで、研究資金を出し続けてきた会社側からすれば・・・
「ちょっと待ってよ!そりゃねーよ!」
という気持ちかもしれませんね。

製造業にとって独自の技術、そして技術開発は絶対に必要です。
稼いだ利益を新しい技術の研究に注ぎ込んで、他社の先をいかなければ、生き残れません。
事実、トップ企業は常に新しい技術で、その分野で一歩先をいっています。

まぁ他社と同じぐらいの値段で、より優れた付加価値の高い商品を持って、お客さんに営業かけたら買ってもらえる確率がかなり上がるのは容易に想像できますよね(^^;
なので、開発はほんとに大事な部署だということも理解できます。

その大事な部署で研究する人たちに対しては・・・
成功した時にはより報酬を手厚くするのは必要ではないかな?という気はします。
それまでの研究の失敗もあるでしょうが、それを引きあいに出して、成功時の報酬にイチャモンつけるのはどうかと思います。
※日亜化学さんがそうだったのかは分からないので、日亜化学さんを名指ししているわけではないので、その点は間違えないでくださいね(^^;

日本も研究職に対しての報酬については、海外への頭脳流出を阻止するためにも、ある程度必要だと個人的には思いますね。




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